格式の高い規格のため、取得しているブランドはヴァシュロン・コンスタンタンやショパール、ロジェ・デュブイなどの一部ブランド、決して多くはありません。
パテックフィリップは唯一全ての機械式ムーブメントにジュネーブシールが与えられたブランドでしたが、「ムーブメントだけが対象」なことを疑問視し、さらに厳格な「パテックフィリップシール」を新たな基準として打ち出しました。
ムーブメントだけでなく、ケーシング後の時計そのものを評価しよう、というのです。
その基準を満たした時計のみを商品化しているとのこと。
パテックフィリップのムーブメントというと美しさが取り沙汰されますが、やはりそこは最高峰。
時計そのものとしての価値にも決して妥協はしません。
ちなみに2020年のETA問題をきっかけに空前のマニュファクチュールブームを迎え、各社こぞって自社ムーブメントを開発したり新素材・新設計を採用したりしていますが、パテックフィリップもまた目覚ましい進化を遂げています。
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