「トラディション」コレクションは、ブレゲの歴史で最も重要な時計の一つに数えられる「スースクリプション」から実際に着想されたものです。シンプルを極め、時計の表側から露わになった裏面の隅々まで見渡せるそのムーブメントは、完璧なシンメトリーの構造が特徴です。新しい「トラディション 7597」に備わるレトログラード式の日付表示は、アブラアン-ルイ・ブレゲが初めて開発した複雑機構の一つで、ブレゲの有名な時計のいつかに採用されていました。
直径40㎜のホワイトゴールド製ケースにぴったり収まる自動巻ムーブメントのキャリバー505Qは、シリコン製ホーンのインバーテッド・インラインレバー脱進機、シリコン製ブレゲひげゼンマイを装備し、透明なケースバックから見えるゴールド製ローターは、ブレゲ初の自動巻時計で、アブラアン-ルイ・ブレゲの絶妙な発明の才を証明する「ペルペチュエル」の機構を想起させます。
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